9月1日は防災の日。

 

いつどこで起こるかわからない災害やトラブルに備えて、防災グッズを用意している方も多いのではないでしょうか。

 

今回は防災グッズの整理収納・管理や、いざというときに便利なラベル活用術をご紹介。

 

記事の中でご紹介する新作テンプレートやおすすめのテンプレートは下記カテゴリから確認できます。

 

▶「リビング」「お名前付け①」「タイムラベル・QRコード」カテゴリ

 

 

|  防災グッズを管理・収納

 

1.必要な備蓄の量や種類をチェック!

 

お住まいの地域や家族構成、年代によって、必要な備蓄の量や種類は変わります。

まずは、自分が何をどれくらい備蓄すれば良いかを確認しましょう。

 

各地方自治体のホームページや 東京都防災ホームページ など、備蓄について調べられるサイトで簡単に確認することができます。

 

 

2. 用意した備蓄を分類する

 

必要な備蓄品が用意できたら、「いざというときにすぐに持ち出せるようにしたいもの」と「一定期間をおうちで乗り越えられるように常に備えておきたいもの」とを分けましょう。

 

すぐに持ち出せるようにしたいものは、リュックなどの非常用持ち出し袋に、おうちに備えておきたいものは、段ボールや収納ボックスなどに入れてください。

 

 

3.わかりやすく表示する

 

● いざというときに持ち出せるようにしたいもの

 

持ち出す量が限られる非常用持ち出し袋に入れるアイテムは、常備薬1週間分を小分け袋に入れて用意するなどの工夫が必要です。

 

小分け袋に入っているものが何かを明記してラベリングすることで、非常時にも落ち着いて使うことができます。

 

 

常備薬や応急処置アイテムへのラベリングに便利な絵文字も追加しました。

 

 

「常備薬」で検索すると見つけやすいです。

 

 

また、持ち物に名前をラベリングしておくと、自分のものがわかりやすくなります。

 

誰もがわかりやすい、しっかり目立つ名前付けになるように、「見やすいサイズ」で「色付きのテープ」を使うのがポイントです。

 

 

さらに、いつも持ち歩いているものに、非常時の連絡先や情報をラベリングしておくと、スマートフォンの電源が切れてしまったときにも安心です。

 

個人情報が流出する恐れもあるので、スマートフォンケースの裏やお財布の内側など、普段は隠れている場所に貼るのがポイントです。

 

 

● おうちに常に備えておきたいもの

 

普段開けないので、何をどの箱に入れていたか分からなくなりがちな備蓄品。

絵文字入りの中身を示すラベルを貼ると、非常時にも一目でわかるラベリングになります。

 

今回、絵文字で中身を大きく表示できるテンプレートと、箱の中身を詳しく書けるテンプレートを新たにご用意しました。上下に貼り合わせて使用できます。

 

貼り合わせるときに上下のラベルを少し重ねると、きれいに仕上がります。

 

 

|  防災用ラベルに役立つ機能

 

1.タイムラベル

 

備蓄品は保管する期間が長いため、気付いたときには消費期限が切れていた、ということも。

いざというときに困るのはもちろん、期限切れの食品が出てしまうと食品ロスにもつながってしまいます。

そんなときには、「タイムラベル」を設定するのがおすすめです。

 

消費期限の少し前にプッシュ通知が届くように設定しておくと、期限が切れる前に消費でき、備蓄も余裕をもって補充できます。

 

▶タイムラベルの設定方法については作成のヒントにある「タイムラベル」をご参照ください。

 

 

 

2.QRコード

 

近年注目されている食品管理方法である「ローリングストック」。

 

「ローリングストック」とは普段から食べ慣れている食品を少し多めに買い置きしておき、消費した分を買い足すことで常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。

 

いつも食品を購入するショップのURLをQRコードにしておくと、補充の際にアクセスしやすくなります。

 

※災害時にはインターネットが繋がらないこともあるので、いざというときに必要な情報のQRコード化はおすすめしません。

 

▶QRコードの編集方法については、作成のヒントにある「QRコード付きラベルの作成手順」をご参照ください。

 

 

 

災害時に落ち着いて行動するには、日々の暮らしの中での意識と工夫が大切。

いざというときの備えに、ラベルを活用してみてください。